『海外販路拡大による緑化産業振興に関する要望』
川口緑化団体連合会会長、川口商工会議所会頭
川口市長 奥ノ木信夫に要望
海外販路拡大による緑化産業振興に関する要望
川口緑化産業団体連合会は、川口商工会議所と連名で、平成28年10月17日に「緑化産業の振興及び推進に関する要望について」を次の内容を柱に提出しました。
1. 緑化産業の振興を推進する組織の検討
1. 植木等の輸出入に関する生産者支援について
(1) 輸出入を促進する生産者組織の立ち上げ協力
(2) 輸出入に関する各種支援
この要望後、安行の若手植木生産者を中心として、平成29年6月26日、「川口植木輸出入研究会」を発足させ、植木等の海外輸出入の現状や課題等を整理するため、専門家を招聘した研究会や先進地視察を行い、研鑽を重ねました。
その結果、安行植木のブランド力の低下、農業の魅力の低下及び収入の減少並びに住宅の洋風化及び人口減少などにより、緑化需要の先細りに加え、伝統ある技の伝承及び後継者問題は緑化産業の衰退をまねくこと必定であると認識しました。これらの打開策として、需要拡大が見込める海外市場を指向する重要性を確信し、海外輸出入と高付加価値商品の開発にむけた方向性とアクションについて、とりまとめました。
つきましては、当市の伝統的地場産業であり、世界に魅力ある商品として認知されている植木や盆栽をはじめとした緑化産業の持続的発展のため、別紙のあるべき姿に向け、中長期計画にあります「ステージⅠ」の実現に向け、必要な人材・予算・場の確保等、生産者の輸出入の促進にむけた基盤体制づくりについて、特段のご配慮を賜りますよう、以下要望します。
記
1. 新種研究に係る交配育種が可能な場の提供と技術指導及び作業支援
1. 輸出入を促進する生産者組織の設置及び財政的支援
1. 輸出入業務に係る専門組織の設置及び職員配置