『2020年東京オリンピック・パラリンピック新国立競技場建設に係る要望』
川口市長、川口商工会議所会頭、鳩ケ谷商工会会長、川口鋳物工業協同組合理事長、川口緑化産業団体連合会会長
東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会 担当大臣 遠藤利明
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 会長 森 喜朗
独立行政法人日本スポーツ振興センター 理事長 武藤敏郎に要望
2020年東京オリンピック・パラリンピック新国立競技場建設に係る要望
平成27年12月22日に開かれました政府の関係閣僚会議において、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場建設案が決定されましたことを、心よりお祝い申しあげます。
新国立競技場で行われる2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会は、日本の、そして世界の平和と未来を切り拓く新たな時代の幕開けとなることと確信いたしております。
また、東京開催が決定されましたことで、首都圏の再開発やインフラの整備、外国人観光客の誘致などにも弾みがつき、これらによって、日本経済の回復も一層力強いものになることを期待いたしております。
当市におきましても、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功を目指し、1964年の東京オリンピック・パラリンピックに続いて、再び国立競技場の聖火台を製作し、鋳物産業、緑化産業をはじめとする当市伝統のものづくりで、競技大会に参加する選手、そして世界中から訪れるお客様を“おもてなし”ができますことを心から願っています。
つきましては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメイン会場となる新国立競技場建設にあたりまして、当市の「鋳物製品」と「植木製品」を是非ともご活用いただきたく、次の事項につきまして特段のご配慮をいただきますよう要望いたします。
記
1 新国立競技場及び付帯施設の整備、また、インフラ整備にあたっては、当市の鋳物製品(景観材等)、植木・花卉製品及び植栽技術等を活用していただきたい。
2 前回の東京オリンピック・パラリンピックと同様に、新国立競技場の聖火台については、是非とも川口鋳物の製品を発注していただきたい。また、新規発注が難しいようであれば、前回使用した日本の高度経済成長期におけるものづくり製品の象徴であり、東京オリンピック・パラリンピックのレガシーでもある川口鋳物で製作した聖火台の再活用について検討いただきたい。