要望活動など request

『産業観光事業の推進に係る継続的な支援についての要望』

川口商工会議所
 川口市長 奥ノ木信夫に要望
 産業観光事業の推進に係る継続的な支援についての要望

 観光振興は、消費の拡大や雇用機会の創出など経済的な波及効果とともに、市民が地域への愛着と誇りを共有するものとして、少子高齢化社会が進行するなかその役割に期待が高まっているところでございます。
 本商工会議所(主管:ものづくり委員会及び地域振興委員会)では、平成27年度から現存する伝統産業を基盤とした観光開発事業を実施し、鋳物や機械、植木など本市の光る個性を「歴史的・文化的価値を有する物」と位置付け、学ぶ、体験する、交流するなど、知的欲求を伴う現代の観光ニーズに応える新たな観光資源となるよう取り組んでおります。
 具体的には、先ずは実施初年度において修学旅行プログラムとしての確立を目指し、中学・高等学校生の試行的な受け入れと、これに伴う協力工場等の体制整備及び土産品、職人弁当の開発を行い、更には5か年計画において一般観光客、外国人観光客へと事業の発展を鋭意図ってまいります。加えて、宿泊施設、物産販売、イベント、サービスなど、永続的な“観光立地域”の実現に向け、検討してまいりたいと存じます。
 川口市におかれましては、平成27年度、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を通じ補助金の交付をいただいたところでございますが、事業の育成・成長過程におきましては、同様のご支援が必要不可欠でございます。
 つきましては、平成28年度から自立を見込む平成31年度までの間、国の交付金の有無にかかわらず「継続的な事業費の補助」につきまして特段のご高配を賜りますよう要望申しあげます。

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