『2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に係る要望』
川口市長、川口商工会議所会頭、鳩ヶ谷商工会会長、川口鋳物工業協同組合理事長、川口緑化産業団体連合会会長
文部科学大臣 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣 下村博文に要望
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に係る要望
2013年9月7日に開かれました国際オリンピック委員会総会において、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定されました。
これも偏に誘致活動に全力を挙げてこられました東京オリンピック・パラリンピック招致委員会をはじめ、関係各位のご尽力の賜物であると、深甚なる敬意を表する次第であります。この祭典が東京の、日本の、そして世界の平和と未来を切り拓く新たな時代の幕開けとなりますようご成功を心から祈念するところであります。
また、東京開催が決定されましたことで、首都圏の再開発やインフラの整備、外国人観光客の誘致などにも弾みがつき、これらによって、日本経済の回復も一層力強いものになることを期待しております。
当市におきましても、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功を目指し、1964年の東京オリンピックに続いて、再び国立競技場の聖火台を製作し、鋳物産業、緑化産業をはじめとする当市伝統のものづくりで、競技大会に参加する選手、そして世界中から訪れるお客様を“おもてなし”できることを心から願っています。
つきましては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催にあたりまして、当市の「鋳物」と「植木」を是非とも活用いただきたく、次の事項ににつきまして特段のご配慮をいただきますよう要望いたします。
記
1 公共施設の建設及び付帯施設の整備、また、インフラ整備にあたっては、当市の景観材鋳物製品、植木・花き及び植栽技術等を活用していただきたい。
2 前回の東京オリンピックと同様に、新国立競技場の聖火台については、是非とも川口鋳物の製品を発注していただきたい。
3 現国立競技場に設置されている聖火台については、オリンピックレガシーの象徴であり、保存していただきたい。