『「新産業文化都市・川口」のシティ・プロモーション及び中小企業連携受注生産体制の構築に係る支援についての要望』
川口商工会議所
川口市長 岡村幸四郎に要望
「新産業文化都市・川口」のシティ・プロモーション及び中小企業連携受注生産体制の構築に係る支援についての要望
川口市は古くから、鋳物・機械・植木などを中心とした「ものづくりのまち」として発展し、これらものづくり産業が中心となって、市全体の産業をけん引してきた都市であります。
しかしながら、近年の急速に変化する経済環境や人口構造の推移により、我が市の製造業者は平成3年に過去最多となる6千社から、現在では4千社にまで減少しております。
ただし、「川口に来ればあらゆる物が製造できる」、「芸術性の高い製品も多く製造されている」、「ものづくりの名匠が多い」など川口のものづくり力は高く、東京に近いことなどの有利性を考慮すると川口で事業をするメリットも依然高いものがあります。
そこで、市内外からの受発注促進や企業誘致を図るため、「川口のものづくり力」の魅力を表現し、広く周知する必要があります。
また、これは住民との相互理解の深化を図り、「ものづくり力」が都市像の一部であることを市民に再認識させることで、全市をあげて「ものづくりのまち川口」のイメージアップに繋がることにもなります。
本商工会議所では、「ものづくりのまち川口」のイメージアップ手法や仕組について検討をいたしましたので、次の事項につきまして特段のご高配を賜りますようご要望申しあげます。
記
1 中小企業の集積地「新産業文化都市・川口」の伝統ある「ものづくりブランド力」を題材にしたシティ・プロモーション事業費用の負担ついてご支援をいただきたい。
2 オール川口として市内関係機関が連携し、各々が管理している企業データを集約して、ものづくり事業者の受発注に繋がる情報交換や交流を促進するため、付加価値の高い情報化及び施策・イベント情報を一元化して効率的な支援ができるよう、公益財団法人川口産業振興公社にシステム構築及び運営を担っていただきたい。