長年受け継がれている「工芸製本」の特殊技術を発展させ、機械では作れないサイズや独自なデザインや形態機能、見た目の美しさや手触り、匂い、個人が依頼する芸術本など、単に活字で情報を伝えるのではない本づくりで、読み物の域を脱した、世の中にない「新たな本の価値」を企画、発信する製本デザイン技術を持つ。特殊な綴じ方でフルフラットに開く本や360度開く本、小口・天地の側面印刷で書籍のパッケージ化や意匠性を高めている。画家による屏風サイズの絵画の本は書籍の域を脱している。
製本例:360度開く本はオブジェとしての本の価値が評価され、数万部を販売。こだわりの本づくりのニーズは今後も根強い。