独自のPM(Pre-Mold)法により、高密度で層間剪断強度の強いC/Cコンポジットを開発。金属は熱膨張や変形に弱いが、C/Cコンポジットは約2,000℃の環境下にも耐えるため、耐熱加工部品や熱処理トレイなど生産ラインにおいても多分野で活躍する。「軽くて、強い」を追求し続け高耐熱・高弾性を実現し、C/Cコンポジット専業メーカーとして、世界に輸出。現在、自動車部品、太陽光発電パネル、ディスプレイ、宇宙航空分野等、先端素材で産業界の技術革新に貢献している。
[熱処理トレイの比較]
左:金属製(3.6kg)は使用年数6か月で変形するのに対し、右:C/Cコンポジット(0.75kg)は3年経過しても変形しない。
「海外市場に負けないものづくりを日本で実現する」をモットーに、開発を進めてきた。C/Cコンポジットをはじめ先端素材の開発により、製品そのものの革新のほか生産ラインのエネルギー消費量も大幅に削減され、地球環境保全に貢献している。