川口商工会議所「DXマッチングサポート事業」
経営資源に限りのある中小企業におけるデジタル実装を促進し、生産性の向上など「稼ぐ力」を高めるため、川口商工会議所では、士業等の経験豊富な専門家等と連携した地域ぐるみの企業支援体制である「かわビズ」により専門家の派遣などを通じ、中小企業の課題解決を図りながら、会員IT事業者(支援事業者)とのマッチングを行います。
事業のイメージ
①相談者の経営課題を整理し、目指すべき方向性や実施すべき事業を明確にします。
- 川口商工会議所企業支援コーディネーターと職員が経営課題と決算状況等を把握し、本質的課題を明らかにし、IT活用による支援内容を調整します(専門家選定、課題の深掘りの有無等)。
②専門家等が相談者と面談し、要件定義や事業計画策定をアドバイスいたします。
- 専門家又は企業支援コーディネーター、職員等が課題解決に向けた事業計画(診断報告書)を策定し、デジタル化の計画実施に適合する会員IT事業者(支援事業者)選定を助言。
(専門家又は企業支援コーディネーター、職員等は、会員IT事業者(支援事業者)の登録情報から適合の可否を把握)
③会員IT事業者(支援事業者)へ提案・見積を依頼します。
- 仕様書(提案依頼書)を作成し、助言をもとに検討した会員IT事業者(支援事業者)複数社に、提案・見積りを依頼。
④⑤提案・見積りの検討、契約の締結、導入に際して支援します。
- 提案・見積りに基づき、相談者が選定する際、課題解決に適合するか等適正評価を支援。
- マッチングの成立、契約締結、導入に際する支援。
DX関連補助金
かわぐちDX支援奨励金
川口商工会議所独自の奨励金創設、会員企業のデジタル化を強力に後押しします。
川口商工会議所は、地域企業のデジタル投資による労働生産性、販路開拓及び新技術・新製品開発などの付加価値向上を図り、コストの高騰や人材不足などの課題に対応する取組みを支援するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)につながる取組みに対し、「かわぐちDX支援奨励金」を交付することで、会員企業の成長力・競争力を創出します。
- 令和6年度・対象期間
-
令和6年4月1日から令和7年3月21日まで
(予算額に達し次第終了)
※独自支援型は予算
に達したため終了しま した。 ※令和6年4月1日以降に交付確定通知を受けた事業者
- 対象事業者
- (1)(2)を満たす事業者 ※同一事業者が1年度内に申請できる回数は1回とする
- (1) 1年以上継続加入しており、会費滞納のない本商工会議所の会員
- ※鳩ヶ谷商工会から移行の場合のみ商工会と商工会議所の加入期間が継続して1年以上(鳩ヶ谷特例)
- (2) 中小企業者または中堅企業
- 交付上限
-
交付上限額 100万円
(鳩ヶ谷特例による申請の場合は50万円)
※ただし上乗せ型の場合、国等の各補助金交付額と100万円(鳩ヶ谷特例50万円)の少ない額を上限とする
- 公募内容
-
- 上乗せ型(国等のDX対象補助金の上乗せ型)
-
独自支援型
(「かわビズ・元気アシストプログラム」の支援を受けて計画したDXに関する取組み)
1. 上乗せ型
下記(1)~(3)のいずれかの導入に対し、国等の補助金の交付を受けた事業
- (1) AI、ロボット等を活用した製造工程・作業工程の自動化等に向けたシステム、設備の導入
- (2) 経理、会計などのバックオフィス業務等の効率化、デジタル化を図るシステム、設備の導入
- (3) 電子商取引、キャッシュレス決済などの非接触型の商取引の推進を図るシステム、設備の導入
2. 独自支援型
「かわビズ・元気アシストプログラム」による支援を受けて計画した、業務システム、受発注システム、生産管理、製造工程改善など、経営基幹システム、設備の導入に関し、本商工会議所が特に必要と判断する事業
※本商工会議所の「DXマッチングサポート事業」を活用し、同事業に登録されている会員IT事業者により奨励対象事業を行う場合には支給率を1/2から2/3へ引き上げる(上限は変わらず)。
申請要項
提出書類一覧
提出書類 | 上乗せ型 | 独自支援型 | ||
---|---|---|---|---|
事業実態計画時 | 事業実態完了時 | |||
1 | かわぐちDX支援奨励金交付申請書兼請求書 | 様式第1号 | 様式第3号 | × |
2 | 国や市等から補助を受けた交付確定通知書の写し (令和6年4月1日以降に発行されたもの) |
〇 | × | × |
3 | 登記簿謄本(発行後3か月以内の原本) ※個人事業主の場合は不要 |
〇 | 〇 | × |
4 | 直近2期分の決算報告書 (損益計算書、貸借対照表、製造原価報告書、 販売費及び一般管理費明細) |
〇 | 〇 | × |
5 | 導入したシステムや設備の内容がわかる書類 | 〇 | 〇 | × |
6 | 振込先口座の通帳の写し (法人)会社名義又は代表者名義のもの (個人)申請者名義のもの |
〇 | × | 〇 |
7 | かわぐちDX支援奨励事業完了報告書兼請求書 | × | × | 様式第5号 |
8 | 導入したシステムや設備の領収書 (申請書名義のもの) |
× | × | 〇 |
※特段の指定がない場合、各1部提出
書類の提出方法
申請は、川口商工会議所の窓口までお願いします。申請期間は令和6年4月1日(月)から令和7年3月21日(金)午後5時30分までです。
また、申請期間内であっても予算の上限に達し次第、受付を終了いたします。
アクセス
問い合わせ
川口商工会議所 総合政策課 TEL:048-228-2220
DX関連リンク
- マナビDX(情報処理推進機構(IPA))
- みらデジ(中小企業庁)
- 中堅・中小企業等向け「デジタルガバナンス・コード」実践の手引き(経済産業省)
- DX推進ハンドブック(埼玉県)
- 埼玉県DX推進支援ネットワーク(埼玉県産業振興公社)
- 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
- AI・IoT導入支援事業、IoT導入事例紹介(埼玉県産業技術総合センター)